牧師コラム 『三つの教え』 2017年7月23日

牧師 高橋勝義

 

 イエス・キリストは、弟子たちに三つのことを教えました。

〈第一は、十分訓練を受けた者となること〉私たちは、本質的に楽な道を求めます。実は、怠け者なのかもしれません。ですから、弟子のパウロは、『勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい』(ローマ12:11)と警告するのです。
 『十分訓練を受けた者』とは、イエス様を信じ、信頼して歩む人のことです。イエス様の教えが〔真実〕であることを日々の歩みの中で、まず、自分自身が、味わう。
 そうすれば、その教えを自信を持って、人々に教えることが出来るのです。
〈第二は、自分の目から梁(はり)を取る〉「目の梁」とは、自分は常に正しいとする高慢な心のことです。ですから、人の間違いにチェックを入れ、平気で『兄弟。あなたの目のちりを取らせてください。』(ルカ6:42)と言うのです。
 しかし、聖書は、『何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい』(ピリピ2:3)と語ります。まず、自分をわきまえること。そして、愛を持って話さなければ、どんなに正しい事も、相手の心には届きません。
〈第三は、良い実を結びなさい〉『人の口は、心に満ちているものを話します』(ルカ6:45)私たちの生まれながらの心は、【恨み・憎しみ・妬み・欺き】などで満ちています。このような心からは、日々、争いばかりが生まれます。
 聖書は、『御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です』(ガラテヤ5:22,23)と語ります。
 心が、御霊に満たされていれば、本当に、良い実(御霊の実)を結ぶことが出来るのです。そのためには、それを妨げている悪い思いに気付くたびごとに【罪】を認め、十字架の血潮で聖めて頂くことが必要なのです。