牧師 高橋勝義 |
野球選手が、「優勝して、監督を胴上げしたい」とインタビューで語る姿をテレビで見たことがあります。まさに、監督冥利に尽きることばです。
監督は、選手を思い、信頼し任せるので、選手も監督を信頼し、この監督のためならば、頑張ろうと思うのでしょう。
漁師のペテロは、一晩中働きましたが、何も取れませんでした。
そのペテロに、イエス・キリストは、『深みに漕ぎ出して、網をおろして魚をとりなさい』(ルカ5:4)と命じます。
さすがのペテロも驚き戸惑いますが、「先生。私たちは、夜通し働きましたが、何一つとれませんでした。でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。」(ルカ5:5)と言って、従ったのです。
すると、たくさんの魚がはいり、網は破けそうになったのです。
これを見たペテロは、イエス様の足もとにひれ伏して、「主よ。私のような者から離れてください。私は、罪深い人間ですから」(ルカ5:8)と言いました。
イエス様は、ペテロに『こわがらなくてもよい。これから後、あなたは人間をとるようになるのです。』と言われると、そこにいたヤコブ・ヨハネ・ペテロの三人は、舟を陸に着けると、何もかも捨てて、イエス様に従ったのです(ルカ5:11)。
彼らにとって、イエス・キリストとの出会いは、人生を変えるものでした。
彼らは、イエス様がすべてをご存知であり、すべてを受け入れてくださるお方であることを確信したので、このお方に人生をお任せする決断をし、従ったのです。
あなたを愛し、あなたのありのままを受け入れ、責めることなく、共に歩んでくださるイエス様に、あなたの人生を委ね、歩みませんか?
その時、あなたの人生は、新しく変えられたものとなるのです。