髙橋 勝義 牧師 |
私は、福島県喜多方市の生まれです。山と川を駆け回る子どもでした。
父の転勤により、小学六年生の時、埼玉県の大宮市(現在のさいたま市)に引っ越しました。
高校三年生の時、友人から教会に来ないかと誘われ、地図を渡され、その地図を頼りに
一時間ほど教会を捜したのですが見つかりませんでした。
やっと、見つけ、中に入ってみると、高校生の集会は、ほとんど終わっていました。
それでも、「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」のことわざがありますが、
人生の目的を求めていた私は、毎週土曜日の高校生の集会に通い聖書を学びました。
私は、小さい頃から、親に頼ることが出来なかったので、何事も自分で決めなければならず、
両親を尊敬できませんでした。
聖書の『あなたの父と母を敬え』(出エジプト20:13)
のことば(まさか、これが【罪】だとは思いもよらなかったのですが…)に心刺され、
自分が罪人であることが分かりました。
当時私は、体育委員長をしており、体育祭の準備をしていたのですが、
委員会が相次いで流会になるという現状を見て、無関心な委員たちに怒りを覚え、
人間不信に陥りました。体育祭を中止しようと決めたその夜、神様は、
夢の中で『日本には多くの罪人がいる』と語られ、〔人々が炎の輪の中で苦しんでいるさま〕を
見せられたのです。
その時、私も炎の輪の中にいる罪人であること、キリストの十字架以外に
救いはないことがはっきり分かりました。
夢から覚めた後、この私の罪のために神のひとり子イエス・キリストが十字架で死んで
下さった事を受け取り、「信じます」と祈りました。
そして、主の導きにより、今、この石巻の地に救い主イエス・キリストをお知らせする為に
来させて頂きました。