牧師コラム 『万民の救い主』 2017年1月15日

高橋 勝義 伝道師

私たちは、物事がうまく運ばない時、周りの人や環境に責任転嫁して、
恨みや妬み、果ては憎しみまで抱いてしまいます。
実は、この自己中心が、私たちを不幸にしているのです。
聖書は、この自己中心こそ「」であると語っています。
今から約2000年前、シメオンという人が、イエス・キリストについて

『御救いはあなた(神様)が万民の前に備えられたもので、
異邦人を照らす啓示の光、御民イスラエルの栄光です。』
と語りました。(ルカ2:31-32)

私たちを創られた神様が、私たちに「救い」を備えられたというのです。
その「救い」とは、神の子イエス・キリストに私たちのすべての罪を負わせ、
十字架で処罰することでした。
この「救い」を信じる時、私たちはすべての罪から解放されるのです。
そして、十字架を通して、イエス・キリストの愛に触れ、本物の希望を見出すのです。
聖書は、
十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、
救いを受ける私たちには、神の力です。
』(Ⅰコリント1:18)

と語っています。
たとえ、多くの人々が、十字架に背を向けようとも、イエス・キリストは、
万民の救い主、この愛と恵みは、永遠に変わりません。