高橋 勝義 伝道師 |
私たちは、楽しく生きるために様々な計画を立てます。
しかし、計画が挫折し、困難に出会い、思うように事が進まなくなると、
冷静ではいられません。
不安や恐れにさいなまれ、自分を責め、自暴自棄になります。
それでも、何とか自分の力で頑張ろうとします。
ザカリヤという人は、肝心な時に信仰が働かなかったので、10ケ月間、
全く口がきけなくなりました。
誰とも会話が出来ない状態は、かえって、神様のみこころを思いめぐらし、
「自分は神様に愛されている」ことを確認し、
また「神様の恵みの中で生かされている」ことに気づかされたのです。
ローマ人への手紙8章28節には、
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、
神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」
との約束があります。
災いに思えることも、神様を信じる者には、神様がすべてのことを働かせて益にされると
言って下さっているのです。
この神様の愛と恵みの中に生かされていることを受け取る時、信仰の目が開かれ、
困難に立ち向かう新たな力が与えられるのです。