高橋 勝義 伝道師 |
ヘルマン・ブッセは、「山のあなた」という詩を作りました。
詩の内容は、山のかなたの果てしない向こうに幸せがある、と人は言う。
私もみんなと一緒に探しに行ってみた。
けれども、見つけることが出来ずに涙あふれたままで帰ろう。
それでも、山のはるか遠く向こうに幸いがある、と人は言う。
「山のあなた」の詩は、幸いを求めているのに、手に入れることが
出来ない切なさを見事に言い表しています。
聖書は、
「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いでしょう。」(ルカ1:45)
と語っています。
幸いな人とは、どのような歩みをする人なのでしょうか?
第一に、神様の教え(聖書の言葉)を喜ぶ人です。
第二に、昼も夜もその教えを口ずさむ人です。
日々の暮らしの中で、御言葉が心に刻まれていると、
苦しい時・不安な時・悲しい時・嬉しい時・落ち込んでいる時に、
励まされ・力づけられ・助けられます。だから、御言葉を心から喜び、
昼も夜もその教えを口ずさむのです。
幸いな人は、日々の暮らしの中で、御言葉が真実であることを味わい知っています。
どんなことが起きても、動じることなく、私たちに希望の将来を与えて下さる聖書に耳を傾けてみましょう。