高橋 勝義 伝道師 |
私たちの歩みには、時に想定外のことが起こります。
ザカリヤとエリザベツ夫婦は、子どもが与えられるように、
熱心に神様に祈り求めていました。
しかし、二人とも年を重ねていったある日、突然、
神様から遣わされた御使いが、ザカリヤの前に現れ
「ザカリヤ。あなたの願いが聞かれたのです。
あなたの妻エリザベツは男の子を生みます。
名をヨハネとつけなさい。」と告げます。
喜びのおとずれが、やって来たのです。
しかし、ザカリヤは、自分たちの年齢を考えてしまい、
素直に喜ぶことが出来ず、「私は何によってそれを知ることが出来ましょう」と
答えてしまうのです。
ザカリヤは、御使いが語った通りのことが実現する日まで、
口がきけなくなってしまいます。
最も知らせたい「喜びのおとずれ」を妻エリザベツに話せません。
人は、想定外のことが起こると、この世の常識や理性に心が支配され、
どんな神様を信じているのか、心の中が明らかにされるのです。
私たちのことを愛しておられる神様は、いい加減なことを語るはずがありません。
この信仰に立って日々歩む時、どんなことが起こっても、
神様に信頼して歩むことが出来るのです。
神様の愛と約束の中に生きる歩みを目指しましょう。