宮田四郎氏 クリスマスホルンコンサート 2015年12月12日

今年のクリスマス会は、ホルン演奏の宮田四郎さんをお招きして行われました。
前日(11日)、仙台教会の「シャロンの花のつどい」は氷雨の中でもたれましたが、
翌日の石巻は、すっかり晴れ上がり、教会と仮設間の送迎もスムーズに行われて
感謝でした。
このホルンコンサートのチラシを11月23日(祝)に、数名で、教会近隣に配り、
同時に、手書きのコメントを加えた招待ハガキも送られました。
引っ越しされた方も多く、できるだけ、引っ越し先の住所を調べて送ったのですが、
残念ながら何枚も、戻ってきてしまいした。
改めて仮設住宅から新生活に移行されている方が多いことに気づかされました。

当日は、「何人集まってくれるかしら」と不安と期待の入り混じった思いで、
会場を準備していると、早々と数名の方が来られて、慌てて下足番の
用意を始めました。
その中、仮設にお迎えい行った車で、続々とお客さまが到着。
会場はすぐに人でいっぱいになりました。
この日の来場者は、石巻の方73名、仙台教会17名、東京武蔵野教会1人の計91名です。
ホルン奏者の宮田さんは、仙台教会の婦人の集い「シャロンの花のつどい(12月11日)」の演奏を終えられて、石巻会堂下見も兼ねて11日中に奏楽担当の土川姉と司会担当の伊東姉と共に、石巻へ移動されました。宮田氏は、13日(日)には、古川教会のコンサートもお願いしてありました。
連日の演奏にお疲れがでないようにと祈りながら、いよいよコンサートの開始。

宮田さんは、最初に吹き口をつけた長いホースを使ったユーモラスな演奏で、場を和ませてから、本物のホルンに変えて、ベートーベンから始まり、フォスター、アメィジング・グレィス、
オーソレミオなどとを解説や証しを交えながら、ぴったりと息のあった土川姉のピアノ伴奏と
共に演奏が繰り広げられました。
間に栗原牧師が、
聖句「それを聞いた人たちは、みな、羊飼いの話したことに驚いた。」(ルカ2章18節)を
朗読し、クリスマスのお話をしてくださいました。
後半は、日本民謡、クリスマスの歌などが演奏され、最後にホルンに合わせて、
一同で「きよしこの夜」を歌いました。

私は終始、裏方にいましたが、唯一「デンマーク王子の行進」(クラーク)のみ、会場でゆっくり聴きました。今回のプログラムの中で、この曲のみオルガン伴奏です。
少し調子が悪かったため、前夜、石巻在住の調律師Kさんに来ていただき、調律をお願いしたのです。教会の小さな足踏みオルガンが豊かに用いられて、感激でした。

演奏終了後は皆さんが楽しみにしている昼食の時間です。
70人がテーブルを囲んで、オムライスのお弁当を頬張りました。
食事をしながらのテーブルは会話もはずみます。
実は、3週間ほど前に、100人分のお弁当やお茶、デザートを(信仰をもって?)
注文しておきました。数が十分に足りましたので、私たち奉仕者も石巻の皆さんと
共に美味しく頂きました。

食事が終わると、お待ちかねビンゴ大会です。
会場内、一喜一憂の、ひとときとなりました。

そして、名残り惜しいですがお別れの時間。
お帰りになられる際には、全国の各教会や支援者の皆さまから送っていただいた
靴下、手袋、帽子、マフラー、お菓子、
クリスマスのパンフレットや教会案内などを1つ1つ詰めて、
可愛くリボンでラッピングして、カレンダーと共に、祈りながらお渡ししました。

毎回、集会には多くの方々が集ってくださっています。
石巻の皆さんに福音の光が届けられていきますように。

「いと高き所に、栄光が、神にあるように。地の上に、
平和が、御心にかなう人々にあるように。」ルカ2:14
(栗原督枝)

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