栗原 延元牧師 |
今日は「結婚の奥義」と題してマルコ10章1~12節、エペソ5章22~23節、
創世記2章19~25節を学びます。
エペソ書からは、愛と尊敬が夫と妻の間に無くてはならないことが言われます。
夫は妻を愛し、妻は夫を敬うことが求められ、夫婦は一心同体を目指すのです。
創世記2章から女はヘブル語で「イシャ」と言い、それは男(イシュ)から
取られたからであることがわかります。
男(イシュ)から取られたのが女(イシャ)だというのです。
ここですでに、<男はその父母を離れ、妻と結び合い、
ふたりは一体となるのである>と宣言されているのです。
ヘブル語の語呂あわせの見事さで、夫と妻のあるべき姿が表現されています。
一心同体という夫と妻の結び合いは奥義と言われます。
奥義の中の奥義という意味合いから<この奥義は偉大です>(エペソ5:32)と
宣言しているのが聖書です。
それは何故かと言えば、<キリストと教会>を指し示しているからなのです。
一心同体を目標に夫と妻が愛と尊敬に歩む家庭には安らぎと明るさが充ちています。
その安らぎと明るさの中に子どもたちは成長していくのです。
神は教会を夫が妻を愛する如くに愛しているのです。