栗原延元牧師 |
今日は12年間、出血で病んでいた婦人が
イエス・キリストによっていやされた記事を学びます。
この人は多くの医者からひどい目に会わされて、
自分の持ち物をみな使い果たしてしまったが、
何のかいもなく、かえって悪くなる一方でした(マルコ5:26)。
病気の回復をあきらめても仕方のない状態でしたが、
この人は、イエスのことを耳にして、
「お着物にさわることでもできれば、きっと直る」と考えて、
イエスの着物にさわるとすぐに血の源がかれて、
ひどい痛みが直ったのです。
この婦人はイエスのもとに来ていやされました。
「人は自分の病気を自覚した段階で病人となります。
しかし医者の前に現れるまでは、いわゆる患者ではありません。」(奥村修武氏)
病気が直るには患者(わずらい悩んでいる)として医者に診てもらわなければなりません。
丈夫な人は医者を必要としないとはイエスのことばです。
クリスチャンとは、イエスを必要としている人です。
義人(人間らしい人)は信仰によって生きるのです。
この婦人はイエスをキリスト(救い主)と信じて病が直り、救われたのです。