栗原 延元牧師 |
今日は「12使徒の任命」と題して
マルコ3章7~19節を学びます。
「使徒」とはイエス様の受洗から復活、昇天まで
イエス様と一緒に歩んだ弟子たちの中から、
特に福音宣教と汚れた霊を追放する権威を授けられた人たちです。
12という数はイスラエルの12部族に対応しています。
新しい神の民を生み出すイエス様の意図が表されています。
ペテロ、ヤコブ、ヨハネなどの12使徒は普通のただの人たちです。
新しい神の民を創り出すにはあまりにも貧弱な人たちです。
しかし、この12使徒からキリスト教会が始まりました。
神のなさる方法は本当に不思議です。
ただ、はっきりしていることは、彼らは「イエス様の復活の証人」であり、
イエス様の十字架上の死と復活を歴史上、
実際に起こった事実として証言して行ったのです。
永遠のいのちと罪の赦しのメッセージが人間の歴史を
貫き伝え続けられているのです。
イエス様の権威に満ちた言葉が響いてきます。
<あなたがたがわたしを選んだのではありません。
わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。
それはあなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るため>
(ヨハネ15:16)です。
このみことばが私の心に響いています。