吉田 耕三牧師 |
「わがたましいよ。主をほめたたえよ。
主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」 (詩篇103篇2節)
今日初めて、石巻週報の「らしんばん」に書かせて頂いているのですが、
何か不思議に、襟を正されているような気になります。
もうすぐ4年になろうとしている支援活動、愛の業の実として、
今ここに教会堂が立ち、宣教が進められようとしているわけで、
それは同時に、東北宣教という、仙台教会に与えられている
使命の具現の場としての働きでもあることを強く感じているからです。
思えば、あの大震災の直前3月6日に、仙台教会では、
もう一度主の使命に立って東北宣教を覚えようと、「東北宣教祈り会」を始め、
特に、宮城の石巻や気仙沼、また岩手の町々に主の業が起こりますようにと、
共に祈ったのでした。
その結果が、素晴らしい神様の御業というより、あの凄まじい震災だったのです。
私たちは途方にくれましたが、神様はその結果として、押し出すように
仙台教会を東北宣教へと導かれたのでした。
このような経緯を覚える時、私たちも、主が愛されている、
この東北の為に、更に熱心に祈り、共に立ち上がらせて頂きたいと考えるです。