牧師コラム 「らしんばん」 2014年12月7日

IMG_8506  栗原 延元牧師

 

12月に入り、街にイルミネーションが点灯され、
クリスマス・シーズンに入りました。
クリスマスを横文字で「X’mas」と表すこともあります。
この「X」は、意味不明や謎の人物を表す場合に用いる
「X(エックス)」ではなく、ギリシヤ語の救い主(キリスト)の頭文字です。

聖書は、旧約聖書と新約聖書とから成立しています。
この「約」とは約束また契約です。
誰の約束、或いは契約かと言いますと、神の約束、神の契約です。
神が救い主をこの世に遣わすとの約束です。

その約束がイエス様の誕生によって成就しました。
それで、旧い約束の内容を「旧約聖書」と言い、
イエス様によって神の救いが万民にもたらされました。
それが「新約聖書」です。

その救い主イエス様の誕生に関わる色々の出来事が
特にルカの福音書に記されています。
イエス様の誕生を「降誕」と表します。
それは神が人間の歴史の中に顕現されたからです。
人の歩むべき道と人の生きる目的と人である喜びを
イエス様は与えて下さるのです。

イエス様は人の光であり、闇の中で輝いているのです。