牧師 栗原延元 |
今日の礼拝は、救い主イエス・キリストの誕生(降誕)を共にお祝いし、喜ぶときです。今年は西暦2018年です。これはイエス・キリストがお生まれになった年から数えています。西暦とは西洋のこよみですが、今や全世界で通用するこよみです。イエスの誕生によって、それ以前をB.C(Before Christ)、それ以降をA.D(Anno Domini)と歴史を2分しています。
少しばかり、くどい説明になりましたが、もう少しご辛抱してお読み下さい。何故に、イエスが救い主(キリスト)なのかといいますと、「飼葉おけ」がそのしるしだからです。しるしとは、証拠ということです。
イエス・キリストが救い主・キリストである正真正銘のしるしが、くどいようですが「飼葉おけ」なのです。
クリスマスを詳しく伝えている「ルカの福音書」2章には三度くり返し「飼葉おけに寝ておられる」みどりごこそが救い主であると言います。
まことの神は、最も低い姿をまとってこの世に来られたことを意味しています。〈心の貧しいものは幸いです。天の御国はその人のものだからです。〉と山上の教えを説いたお方にふさわしいお生まれなのでしょう。