2017年7月20日 バイパス東仮設支援 第168回

日 時:2017年7月20日(木)
場 所:バイパス東仮設
参加者:15人
奉仕者:仙台教会:7名  石巻教会:1名

 青い空、白い雲、一面みどりの田んぼ。石巻稲井にも、夏がもうそこまで来ていることを告げていました。
 今日のクラフトは、「トイレットペーパー・ホルダー」です。
 小花の生地に、芯を張り、レースを縫いつけ、各パーツを組み合わせて仕上げて行きます。誰にプレゼントしようかな・・・皆さんそんな思いで頑張っておられるようでした。引越された新しい家にぴったりのもので、贈られた方もきっと喜んでくださることでしょう。
 今日は、特に、新品のミシンが2台、登場しました。今まではすべて手縫いでしたが、ミシンが使えるようになって、出来上がりの時間が一段と短縮されました。震災支援で与えられたものですが、ずっと押し入れに眠っていたものです。それをS姉が使えるようにセットアップしてくださいました。感謝致します。
 チャペル・タイムでは、3日前に105歳という長寿を全うされて天に帰られたクリスチャン医師日野原重明さんについてお話しました。聖路加国際病院で、生活習慣病予防、看護師教育の発展、日本の医療の様々な分野の展に大きく貢献した方です。日野原さんが59歳の時、よど号ハイジャック事件の人質として飛行機の中に閉じ込められた時に読んだ聖書の言葉が彼の人生を大きく変えました。無事に解放されたとき、「神様が与えてくれた人生。これからは自分のためでなく人のために、社会のために生きよう」と、決心されたそうです。

 「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば豊かな実を結びます。」  ヨハネ12:24

 熱心に耳を傾けてくださった方々を、主が豊かな実を結ぶ歩みへと導いてくださいますように。

 今日の支援活動も守られ、御言葉を語らせていただけたことを感謝いたします。
 ご支援くださった皆様に心から感謝しつつ。       吉田真知子