2017年5月18日 バイパス東仮設支援 第164回

日 時:2017518()

場 所:バイパス東仮設

参加者:12

奉仕者:仙台教会5名、石巻教会1名

 

  新緑が目にもまぶしい三陸道を一路石巻へ。仮設の集会所には、参加者の方々が、早々、集って来てくださっていました。ほとんどの方は、女川に引っ越しを終え、車に乗り合せて来てくださったのです。また、「みんなにお世話になるのが心苦しいので、もう教室は止める」と言われていたSさんも来てくださっていました。久しぶりの再会に、思わずハグして喜び合いました。90才を過ぎ、一人暮らしであるSさんを、皆さんが心配して声をかけ、連れて来てくださったのでした。

 今日のクラフトは、「布で作るスズラン」。花の1個1個が、とても小さいので、苦労されていましたが、いつも通り楽しくおしゃべりしながら、針を進めて行きました。まっ白な小さな花をつけたスズランが1本出来上がりました。ガラスの花瓶も用意されていましたので、お家に帰っても季節を楽しんで頂けそうです。

 チャペル・タイムでは、母の日にちなんで、めぐみさんの母「横田早紀江さん」の信仰から学びました。横田さんは、祈りつつ、40年もずっと娘のめぐみさんが帰って来るのを待っています。神様もまた私たちが帰って来ることを、ずっと待っていてくださいます。神様の所に帰るとは、「正直に自分の気持ちを注ぎ出して祈ることです」とお話しました。

 チャペル・タイムの後、Sさんは「みことば」を指さして「時々、家で、これ読んでるよ」と言ってくださいました。みことばが心にとどまり、神様が信仰の実を結んでくださいますように。

  「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。」         (イザヤ4915

 

 教会の庭に咲いていたスズランの花をつんで、お土産に差し上げました。

 神様の愛が、お一人お一人の心に届きますように。

今日もこのように、支援活動を続けさせていただけたことを感謝して。

                            吉田真知子